中谷 満
ティンパニ・打楽器奏者
プロフィール
滋賀県大津市出身。1973年京都市立芸術大学音楽学部打楽器科卒業。同年大阪フィルハーモニー交響楽団に入団。1977年より一年間、旧西ドイツ国立芸術大学に留学。ベルリンフィル首席ティンパニ奏者W.テーリヘン氏、及び国立ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団首席打楽器奏者K.キスナー氏に師事し、ベルリン放送管弦楽団・ベルリン・ドイツオペラ管弦楽団などに出演。帰国後、大阪フィルに復団。
1991年パーカッションアンサンブル「シュレーゲル」を主宰。オーケストラの演奏の他、数多くの室内楽や協奏曲の演奏を行う。特に師であるW.テーリヘン/「ティンパニ協奏曲」を長年にわたり紹介。
1995年関西打楽器協会フェスティバルにて、W.テーリヘン指揮でW.テーリヘン/「ティンパニ協奏曲」共演。
2008年大阪フィルを退団、相愛大学打楽器教授に就任。
2010年龍谷大学吹奏楽部定期演奏会にて酒井格作曲「ティンパニ協奏曲」を初演。2012年相愛大学ウインドオーケストラ定期演奏会にて、大前哲作曲「ティンパニ協奏曲」を初演。
2017年京都新祝祭オーケストラ定期演奏会にてw.テーリヘン作曲「ティンパニ協奏曲」を演奏。
2014年、2015年、2018年フライブルグ音楽大学にて同打楽器科定期公演に参加、武満徹/「四季」三木稔/「マリンバスピリチュアル」等共演。その間、マスタークラスを行う。
2019年京都新祝祭管弦楽団プラハ公演に参加。
2019年フライブルグ音楽大学と相愛大学による共同プロジェクトにて5月「大阪公演」12月「フライブルグ公演」に参加、雅楽「越天楽」など演奏、ジョリべ/フルート協奏曲を指揮。
徳島文理大学音楽学部、同志社女子大学音楽学科にて永年講師を勤める。
現在相愛大学音楽学部、相愛大学大学院音楽研究科教授。
2018年滋賀県文化賞受賞。